鈴屋遺蹟保存会の歩み

 

 ♯35 悲しみと喜びと 


記念館建設に向けて動き出してからも、関係者には言いしれぬ苦労もありました。
なかでも昭和43年4月4日、陣頭指揮を執っていた梅川市長が死去したことは大きな痛手でした。
しかし吉田逸郎新市長のもと、事業は力強く推進されていきます。

嬉しいこともありました。同じ4月25日、『古事記伝』など自筆稿本が国の重要文化財に指定。
5月21日からは東京日本橋の三越本店で「本居宣長展」が開催されました。
また、昭和40年6月に始まった小林秀雄の「本居宣長」の連載も好評です。


三越日本橋本店で開催された宣長展

「三越日本橋本店で開催された宣長展 」



三越小劇場での大野晋先生の講演

「三越小劇場での大野晋先生の講演 」


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目 次
♯1  本居宣長旧宅と本居宣長記念館
    の歩み
♯2  きっかけは、明治の松阪大火 ♯3  鈴屋と資料は無事だった
♯4  宣長没後百年 ♯5  百年祭の神事 ♯6   松坂城跡でのイベント
♯7  宣長を記念する図書館を ♯8  城跡公園移築構想 ♯9  500円の力
♯10 移転先が決まる ♯11 鈴屋遺蹟保存会への寄付 ♯12 旧宅移築
♯13 遺跡保存会の事務所完成! ♯14 山室山神社が四五百森に遷座 ♯15 本居宣長旧宅が国史跡になる
♯16 財団法人となる ♯17 ひっきりなしにやってくる
    見学者
♯18 宣長復権の兆し
♯19 小林秀雄、そして「宣長全集」 ♯20 本居資料を松阪市へ ♯21 宣長の復活
♯22 旧宅や土蔵で展示 ♯23 旧宅に積まれた版木 ♯24 旧宅(鈴屋)の補修
♯25 建設決断 ♯26 梅川文男さん ♯27 市長の呼びかけへの反応
♯28 記念館の建設 ♯29 巨石がごろごろ ♯30 寄りつくのはアベックと
    不良学生くらいか
♯31  埋門周辺 ♯32 地鎮祭  ♯33 建設進む
♯34 竣工 ♯35 悲しみと喜びと ♯36 記念館の完成
♯37 皇太子同妃両殿下行啓 ♯38 宣長十講の開講 ♯39 人があふれる
♯40 入館者数 ♯41 松坂城跡が国の史跡に ♯42 激震走る
♯43 意見交換会