米とかかし 本居宣長記念館
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今月の宣長さん
今月の宣長さん
 
九月の宣長


◇9月

  長月は、「九月(ナガツキ)は稲刈月(イナカリヅキ)」と『古事記伝』巻30にも書かれるように、収穫の季節です。また、秋冷を覚える季節でもあります。宣長さんの庭の桜も紅葉し、散り始めました。

「なが月の十日ごろ、せんざいの桜の葉の、色こくなりたるが、物がなしきゆふべの風に、ほろほろとおつるを見て、よめる
   花ちりし 同じ梢を もみぢにも 又ものおもふ 庭ざくらかな
これをもひろひいれて、やがて巻の名としつ」『玉勝間』巻2。

 「せんざい(前栽)」は、庭の植え込みのこと。花が散るのをながめたのもつい昨日のことのよう。きょうはまた色づいた葉がほろほろと落ちるのを見ながら、宣長は『玉勝間』巻2の巻名を「桜の落葉」と決めたのです。64歳の時です。
 
 奈良県吉野山といえば桜ですが、紅葉する秋の美しさは格別だそうです。一度お出かけになってはいかがでしょう。
 宣長さんの9月は、なんと言っても十三夜のお月見です。毎年、会場を変えたりしながら開かれました。
 なかでも、寛政10年(1798)9月13日の月見会は、『古事記伝』完成祝賀会を兼ねたものでした。そしてその3年後の享和元年(1801)9月29日、宣長は静かに72年の生涯を閉じました。
 


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