midashi_g.gif 二見の宣長歌碑

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 二見興玉神社の祀られる伊勢市二見浦(ふたみがうら)。
 伊勢湾に注ぐ五十鈴川河口に位置し、神宮の御塩殿(みしおどの)や夫婦岩で有名。
 二見浦は、日本最初の公認海水浴場(1881年開設)でもある。
海水浴客こそ少なくなったが、白砂と松の景勝地で、今も散策する人は多い。

 二見浦と言えば朝日だが、この構図を有名するのに一役買ったのが宣長の歌だという。

     二見浦に朝日の出たるに富士の山の見えたる絵に

   赤根さす 日影と富士の 白雪と 二見の浦の 朝明けのそら

寛政3年(宣長62歳)の歌である。


 その美しい二見の松林の一等地に、宣長の歌碑がある。
歌は、寛政12年にやはり二見浦の絵の賛として詠まれた。

   かはらじな 波はこゆとも 二見がた 妹背の岩の かたき契りは

 大きな自然石にそのままに刻まれていて味わいはあるが、 歌を判読することは困難。だが下にちゃんと解説板が置かれている。
 場所は、賓日館(ひんじつかん)のすぐ前なので探しやすい。

 賓日館は、明治20年(1887年)に、皇族や要人の宿泊施設として建設された。
 現在は資料館として公開している。
 建築は贅をこらし、また蛙の手すりの階段など細部も楽しい。
 見学のあとは宣長歌碑をお訪ね下さい。

二見の宣長歌碑



(C) 本居宣長記念館


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