midashi_b 国造 (クニノミヤツコ)と駅鈴

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 江戸時代の随筆書『北窓瑣談』(ホクソウサダン)に、隠岐国造は鈴を持ち歩き、その音は清亮、殊更に音高くしてよく聞ゆと書いてある。この本の著者は今の三重県久居市出身の橘南谿(タチバナ・ナンケイ)。南谿が実見したのか伝聞か不明だが、持ち歩いたとすると40代国造幸生であろう。

 隠岐の駅鈴には2種ある。
(1) 周囲6寸7分。高さ約2寸3分。重量186匁。八稜鈴。乳状突起3個。直径5寸の鈴舌が垂れ下がる。
(2) 周囲6寸9分。高さ約2寸3分。重量205匁。八稜鈴。乳状突起4個。直径5寸の鈴舌が垂れ下がる。

隠岐の駅鈴
隠岐の駅鈴の音


 参考まで記念館の駅鈴は、周囲20・8cm、高8・2cm。

国造檍岐家が神主を勤める玉若酢神社

国造檍岐家が神主を勤める玉若酢神社
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国造檍岐家玄関

国造檍岐家玄関
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鈴鹿筑後守等の書状

駅鈴を京都に持参するように伝えた鈴鹿筑後守等の書状
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玉若酢神社前の建物に掛かる扁額

ここにも「鈴の舎」がある。玉若酢神社前の建物に掛かる扁額



(C) 本居宣長記念館


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