midashi_g.gif 真葛庵(マクズアン)

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 在京中の宝暦4年3月5日、知恩院境内にある「真葛庵」で開かれた詩会に参加し、戒題として「少年行」と、即席「漁父」を作る。また壁に書かれた吉水和尚の歌を詠み自らも詠ず。当日作品は『詩文稿』に載る。「少年行」は楽府雑曲題。また『石上稿』に当日の詠3首あり。第1首詞書に「三月五日に詩つくるとてかれこれ華頂の真葛の庵につとひ侍りける日しも春雨しめやかにふりくらしけるを詩のためには心もしつまりてよき日也なと人々申けれは」(15-217)。その後も不定期ながらここで詩会が開かれた。
 後年のことではあるが、文政6年大田垣誠(ノブ)は父と剃髪し、蓮月と名を改めこの庵に入る(『大田垣蓮月』杉本秀太郎・中公文庫)。

 

「真葛庵」の扁額が掛かる正面玄関

 「真葛庵」の扁額が掛かる正面玄関。
建物は新しく建て変わっているのだろう。


>>「知恩院」
>>『在京日記』


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