『万葉集玉の小琴』

 2冊。本巻と別巻に分かれる。本巻は安永8年(1779)11月成稿。別巻は寛政6年(1794)以前の成立。
 師・真淵の『万葉考』を補訂する目的で執筆。
 『万葉集』巻1から巻4までの語句を摘出し、注解を加える。
 小著だが卓見が多く、巻頭歌「菜採須児」を「なつますこ」と読むなどその後の定説となった。直感に頼ることが多かった真淵の研究を補正した本書は、その後の『万葉集』研究に大きな影響を及ぼした。
 刊行は、天保9年(1838)で、斎藤彦麿の序と、藤原秀英の跋が付く。


> > 「『万葉集』の講釈」
> > 「斎藤彦麿」



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