参宮街道、坂内川にかかる橋。伊勢神宮方面に向かう人はこの橋を渡って松坂の町に入った。渡る手前が西町。森壺仙の住んだ町。渡ったところが本町。半鐘や高札場、また小津清左衛門など豪商が軒を連ねる。魚町宣長宅から3分。
当時は板橋で長さ24間2尺、幅3間1尺5寸。御普請橋で公儀が管理した。宣長の『日記』によれば、寛政4年(1792)に改修され渡り初めがあった。その頃はまだ擬宝珠は無かった。ちなみに擬宝珠が付いたのは文政9年(1826)である。笹川は坂(阪)内川の異称。
『伊勢参宮名所図会』 松坂大橋
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