midashi_v.gif 『都考抜書』 (トコウバッショ)

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 延享3年7月28日、第1冊起筆する。表紙「都考抜書 京志 巻之一 延享三七月廿八日」(別1−3)。
  本書は現存6冊。宝暦元年年末ぐらいまで書き継がれたと推定される。
「古今の諸書から歴代の京都、特に平安京に関するあらゆる事項を抜書して考證に備えた大部の自筆稿本」(別1−解題5)。

 いわば京都文献集覧とも言うべき本で、宣長の京都憧憬の念から編まれた。『大日本天下四海画図』が空間の広がりの中で日本を捉えようとした試みであるのに対して、本書は京都という場所を史書や文学作品の記述という時間の流れの中で捉えようとしたものである。



(C) 本居宣長記念館


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