midashi_v.gif 1、『菅笠日記』について その3

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 『菅笠日記』の碑
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 青山町から名張市にかけて、この日記にちなむ文学碑・歌碑が5つある。

1,「本居宣長大人菅笠日記抄」
【場所】名賀郡青山町伊勢路☆R165伊勢路を過ぎてすぐ左
「本居宣長大人菅笠日記抄、宣長、からうじて伊勢路の宿にゆきつきたるうれしさもまたいはん方なし、そこに松本のなにがしといふものの家にやどりぬ」
「昭和卅一年四月吉祥日、山本隆夫、建之」

2,「河づらの」歌碑
【場所】名賀郡青山町下川原中山橋畔☆R165トンネル手前旧道入ってすぐ。ガードレールに阻まれ見ること困難。
「河づらの伊賀の中山なかなかに見れば過うき岸のいはむら 宣長」
「昭和卅一年四月吉祥日、山本隆夫、建之」

3,「河づらの」歌碑
【場所】名賀郡青山町阿保橋畔☆R165阿保の町学校手前橋を渡ってすぐ左
「本居大人菅笠日記抄。河づらの伊賀の中山なかなかに見れば過うき岸のいはむら、かくいふはきのふ9こえしあほ山よりいづる阿保川のほとり也、朝川わたりて、その河べをつたひゆく、岡田別府なンどいふ里を過て左にちかく阿保の大森明神と申す神おはしますは大村ノ神社なンどをあやまりてかくまうすにはあらじや、なほ川にそひつゝゆきゆきて阿保の宿の入口にて又わたる、昨日の雨に水まさりて橋もなければ衣かゝげてかちわたりす、水いと寒し、明和九年三月六日」
「昭和卅一年四月吉祥日、山本隆夫、建之」
【写真】 suga2 2,阿保橋傍にある宣長の碑。

4,「いとざくら」歌碑
【場所】名張市新田、豊浜徳氏宅
「いとざくらくるしきたびもわすれけりたちよりてみるはなの木かげに、宣長六世孫本居弥生書」
「昭和五十四年四月、建之」
【写真】 suga4 4,新田、糸桜の碑。

5,「きのふ今日」歌碑
【場所】名張市安部田・鹿高神社前
「名張より又しも雨ふり出て、このわたりを物する程は、ことに雨衣もとほるばかりいみじくふる、かたかといふ所にて、きのふ今日ふりみふらずみ雲はるゝことはかたかの春の雨かな、本居宣長」
「昭和六十年三月吉日、建碑安部田区、書上出軒山、協力名張金石文研究会、米山造園、功労者坂上芳正」
 関連する碑として、後年、宣長が同行者小泉見庵に贈った歌の碑が松阪にある。

>> 「歌碑の謎」



(C) 本居宣長記念館


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