midashi_v.gif 2、『菅笠日記』行程  第7日目

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あすか探訪

【7日目】
  ひたすら歩く、どん欲に見る、質問する、考える、そしてそれを覚える。『菅笠日記』の圧巻とも云うべき飛鳥二日目です。脚力も弱く古典の知識もない現代人の私たちはどこまで一行の後がつけるでしょうか。頑張って行きましょう。
 まずこの日は岡寺に参詣。次は酒船石。飛鳥寺では大仏の古さに驚く。近くの入鹿塚はちょっとどうかなど色々批評しながら北上。安倍の文殊院から西へ行き南下。天香具山に登り周辺を探索する。古墳では中に明かりを入れてみたり手を突っ込んだりし、夜は見瀬の家に宿る。このあたりの話を聞こうと主人を呼ぶ。主人は50歳位でひげ面の無愛想で、何かもったいを付けたようにいかめしい顔や物言いで「いでこのわたりのめいしょこうせきは」とやらかしたので、若い連中は笑いをこらえきれずにいる。聖徳太子の頃に弘法大師が作ったなど年代も何もあったものではない話で、神功皇后を「ジンニクン」と言うのには参った。そこでこの主人のあだ名は「ジンニクン」とする。充実した一日が終わる。
 11日 岡寺の宿→岡寺(龍蓋寺)・八幡社→岡→長者の酒船石(いと心得難き)→飛鳥→飛鳥寺(丈六の釈迦・古めかしく尊く見える)→入鹿塚(古そうには見えない)→飛鳥井の址(?)→飛鳥神社(飛鳥坐神社)→鎌足出生の地(?・飛鳥井か)→大原寺(藤原寺・大原明神)→上八釣村→山田村(柏に栗のなる山あり?)→荻田村(生田村)→安倍村→安倍文殊院・岩屋・奥の院岩屋→安倍晴明の宝蔵(草墓古墳)→安倍文殊院→安倍村→安倍仲麻呂塚・屋敷跡(?)→芹摘み后の七つ井(?)→戒重→(横大路)→横内→岐・地蔵堂(弘安年刊の銘がある地蔵で今700mほど離れた寺に移す)→吉備村→吉備真備墓(?)→火葬場に鳥居!→池尻村→膳夫村・荒神社→池(埴安の池)→天香具山・竜王社・干飯など食べて休息・国見をする→上の宮→南浦村・日向寺・下の宮・御鏡池・香具山文殊の寺・大官大寺址・神代伝説石(天の磐戸?)→湯篠藪→別所村・高市社(?)・高殿村→膝つき山・飛鳥川眺望→神膝村(上飛騨村)→飛鳥川を渡る→田中村→豊浦村・豊浦寺址・榎の葉井を探すが分からず・対岸に雷村→和田村→剣の池→孝元天皇陵→大軽村→古墳(見瀬丸山古墳)→見瀬村(ジンニクンの家に泊る)


酒船石
飛鳥大仏
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酒船石
飛鳥大仏

 

飛鳥坐神社

飛鳥坐神社
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天武・持統天皇陵

天武・持統天皇陵
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見瀬の町並み

見瀬の町並み


>> 「藤原宮御井の歌は殊によろし」
>> 「天皇陵・古墳への関心」

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