midashi_b 「鐸」と「鐘」

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 銅で出来た「鐸(ヌデ)」を銅鐸と言います。
 弥生時代の青銅製品で、一種の「鐘」です。ではどうして「鐸」なんて難しい字を書くのでしょう。
 鐘は、お寺の梵鐘のように、外側を叩いて音を鳴らします。
 鐸は、中に「舌(ゼツ)」がぶら下がっていてこれで叩くのです。お寺の堂塔の隅に下がる「風鐸」も同じものです。
 松阪市笹川町山村からは、昔この辺りで朝廷の命で猪を飼っていた人が寄進した高さ16.5cmという小さな鐘が出土しました。貞元2年(977)の銘文がある大変古いものです。その出土地に立つと今もかなたに「白猪山」を眺めることが出来ます。

「飯高郡上寺鐘」

「飯高郡上寺鐘」


>>「塩崎宋恕」
>>「白猪山」



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