『玉鉾百首』

 本居宣長詠。古道精神を詠んだ100首と、「あまり歌」として歴史上の事件を詠んだ歌32首を載せる。万葉仮名で書かれていて、歌のために文字の数など制約もあり、読むのは困難。そこで門人たちが注釈を試みたが、完成したのは大平の『玉鉾百首解』2巻である。天明6年(1786)頃成立。翌天明7年(1787)刊行。
 明治になってからも刊行されたが、徳川家康を讃美した歌を削り、代わりに「本末歌」を載せる。以前は岩波文庫でも読めたが、今は読む人はいない。でも、宣長思想を理解するためにも、また古代日本人の世界観とか価値観を知る上でも一読に値する。

> > 「宣長の隠岐の歌」
> > 「ご飯に感謝」



(C) 本居宣長記念館


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