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上田秋成の随筆。文化5年(1808)成る。163章。異本もある。晩年の秋成が思うままに書きつづったもの。というより大半は毒舌。
京都は「不義国の貧国じや」、富士谷成章は「あほう」、書家・加藤千蔭は字もたいしたことがないし歌も下手で文盲だが、上手いこと大黒様が家に入ったので繁盛するだけだ。宣長は「尊大のおや玉」で、
「ひが事をいふて也とも弟子ほしや古事記伝兵衛と人はいふとも」
と言いたい放題。その中にも、自分の生い立ちや、また狐や狸が人を化かすことを真面目に論じ、秋成という人を知る上では欠かすことが出来ない資料である。
【翻刻】
『日本古典文学大系』「上田秋成集」 『上田秋成全集』第9巻。
>>「上田秋成」
>>「「敷島の」歌その後」
>>「宣長さんは何のお医者さんか」
>>「富士谷成章と宣長」
>>「加藤千蔭」
(C) 本居宣長記念館
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