midashi_o.gif 友人

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 京都遊学時代の友人と言えば、山田孟明、堀蘭沢、岩崎栄令(藤文輿)、草深玄周、岡本幸俊、遊郭が好きな片岡吾一郎などがいた。孟明は帰郷後も訪ねてきてくれたほどの親友。蘭沢は景山先生の息子で、孟明と共に宣長のよき遊び相手。国に帰る時、「藤文輿が肥に帰るのを送る序」を贈った位だから栄令はまじめな友達。玄周は、後にその妹を妻に迎えることになる。片岡は紀州藩御留守居役の子。親しいが祇園辺りで顔を遭わすとひどい目にあう友達だ。以上は、『在京日記』や歌にしばしば名前が出る人たちである。彼らは、僅かに草深と堀を除き、経歴、素性など一切不明である。無名な人だが、宣長には忘れられない人たちであった。
 この他にも書生仲間というか、数多くの知己がいたことは言うまでもない。その一人に本庄七郎と言う人物がいた。後の小沢蘆庵である。

>>「医学観」
>>「小沢蘆庵」
>>「東寺五重塔に登る」
>>『在京日記』



(C) 本居宣長記念館


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