midashi_g.gif 増上寺真乗院

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 増上寺は東京都港区芝にある浄土宗の寺院。浄土宗6大本山の一つ。三縁山広度院。もとは武蔵豊島郡貝塚の光明寺という真言宗寺院であったが、明徳4年(1393)聖聡が改宗して増上寺と改名。念仏布教の中心寺院となった。徳川家康の帰依を得て徳川家菩提寺となる。
 真乗院は今は跡形もない。僅かに古地図に名前を見るだけ。現在の東京タワー下辺りか。

 宣長の叔父察然和尚は、伝通院27世走誉連察に師事し、増上寺学寮蔡華楼を相続し、文照院6代家宣廟所真乗院の別当となり、増上寺役者を勤めたが宝暦14年2月28日寂す。詳蓮社審誉と号した(『樹敬寺誌』P79)。走誉上人は同書P22参照。蔡華楼が焼失したとき、村田家より檜材を贈り、伊勢国八田の古尊仏を納めたこと『宣長少年と樹敬寺』P75に見える。走誉上人についても同書の方が詳しい。

【参考文献】
『増上寺史料集』増上寺史料編纂所、続群書類従完成会発売。全11巻。1巻は「古文書」。3巻は「山門通規」。5,6,7,巻は「浄土宗寺院由緒書」で元禄9年全国6800箇寺院を収める。


>>「察然和尚」



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