「敏や、宣長先生は余の問いにも答えてくれるかのう」
「恐れながら、宣長先生は何でもご存じでございます。何なりと質問なさられてはいかがでございますか。
ただ・・」
「ただ、何じゃ」
「はあ、いささか耳が遠うございます。中で誰かが仲立ちをすれば宜しいかと思います」
「そちに任す、そうじゃ大人は鈴が好きとのことであったの、隠岐の駅鈴と同じものを作らせて土産にしよう」
語り合う康定と敏。
>>「明解・宣長先生」
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>>「耳が遠い」
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