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宣長の学問
10 宣長と旅 其の四
 



高見山を越える宣長

高見山を越える宣長



 高見山は、三重県と奈良県の県境にある。標高1248.9mあり、奈良県東吉野村側から見ると、なるほど「和製マッターホルン」だ。冬は樹氷を見るため多くの人が登る。この下、標高904mを峠が通 る。和歌山街道である。松坂から和歌山に向かうには最短距離だ。
  宣長の晩年の旅は、主に学問普及のためであった。中でも3回に及んだ和歌山への旅は、藩主への御前講義という大役と、また道の険しさで、心身共に大変だったと思われる。
 旅は、亡くなる直前まで続く。


 

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