| 〈6〉 よく考える
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宣長は納得が行くまでずっと考え続ける、というか頭の引き出しにしまっておくタイプです。医者をやりながら、近所付き合いをしながら、何か参考になりそうなことがあると、引き出しを開けて考えてまた仕舞うそんな生活です。一心不乱に考え続けるようなことはしません。
カタカゴ説もよく考えてみて、もう一度今度は植物に詳しい人に尋ねてみようと選んだのが津に住む谷川士清(コトスガ)さんでした。
カタクリとはどんな植物ですか。
展示の書簡(2)はその回答です。この後、宣長はカタクリとカタカゴ同一説(つまり真淵説)をどう考えますかと士清に再度質問しています。
先生を信じる信じないと言うことではなく、納得できたか否かが問題なのです。 |