宣長と源氏物語展への誘い <7>   

居並ぶ公卿殿上人にうっとり 


 5年半に及ぶ京都の生活は、読書以上に『源氏物語』理解を深めました。
 『在京日記』に、宝暦6年(27歳)正月13日、京都御所を参観に訪れた時の記事が出ています。

昔の盛んなりし御代、きっと紫式部や清少納言の活躍した一条院の時代でしょう、その時の様子が眼前にうかんでくるようで立つことも忘れてぼんやりと眺めていた、
と書いています。

 


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