『玉勝間』を読もう (4/8)
らんら ん
和歌子和歌子
 

 4,いつから書き始めたか


ら ん

回想があるのだから、晩年にまとめた本ですね。
和歌子  勝間や、歌に野が出てくるのは、この本の清書を始めたのが正月18日で、ちょうど子の日だったから。
  昔、宮中では正月子ノ日には、野に出て若菜を摘む習慣があったのよ。
 正月18日が子の日となるのは、寛政4年(1792・63歳)と5年だから、どちらかの年の起筆と考えられます。
ら ん 初若菜を入れる美しい篭と正月子ノ日、この連想から命名されたのですね。
和歌子  そうです。
 だから各巻には「桜の落葉」、「橘」、「忘れ草」など植物関係の巻の名が付きます。