五つの方法 (2/5)
 2、本(もと) と 末(すえ)をきちんと分ける 

 宣長がお弟子さんのために書いたものに、「本末の歌」というのがあります。
すべては本と末を区別することが大事で、本末転倒はよくない、と言うことを歌にしたものです。
本と末を区別する、つまりランク付けですね。必要度を考える。

 今 大事なことは何か。これは本当に必要か。
 勉強の時にも、また毎日の生活の中でも、この区別がきちんとされていました。
 そのためには「目的」が定まっていないといけませんね。
 すべては目標、つまり志を立てることから始まる。

 そのことをていねいに説明したのが69歳の時に書いた『うい山ぶみ』という国学入門書です。
 目的が定まれば、後はなまけないで続ければよい。
勉強方法は気にしなくてよいと宣長は言っています。