夏の特別企画展
「ふるさとの風を運んで〜竹内浩三と松阪〜」


戦死やあわれ
兵隊の死ぬるや あわれ
遠い他国で ひょんと死ぬるや
だまって だれもいないところで
ひょんと死ぬるや
ふるさとの風や
こいびとの眼や
ひょんと消ゆるや
国のため
大君のため
死んでしまうや
その心や

「骨のうたう」より


今年もまた夏が来ました。
今も読み継がれる「骨のうたう」や「日本が見えない」などの詩を、
また『筑波日記』を、
そして多くのまんがや写真を残して、
昭和20年、フィリピン・ルソン島で23歳の若さで散った
竹内浩三。


昨年夏にたくさんの方にごらん頂いた
浩三展第2弾の今年は、
溢れんばかりのアイデアとユーモア、
そして悲しみのつまった
中学時代の遺稿類を中心に展示します。

また、遺稿類が当館におさめられた
契機となった
『ふるさとの風や』
についてもご紹介致します。

ぜひご覧下さい。


浩三寒稽古

浩三さんは今も生きています。

 三ツ星さん

私のすきな三ツ星さん
私はいつも元気です
いつでも私を見て下さい
私は諸君に見られても
はずかしくない生活を
力一ぱいやりまする
私のすきなカシオペヤ
私は諸君が大すきだ
いつでも三人きっちりと
ならんですゝむ星さんよ
生きることはたのしいね
ほんとに私は生きている

 

期間:平成18年7月30日(日)〜8月20日(日) ※月曜休館
会場:本居宣長記念館2階講座室
入館料:本居宣長記念館展示室と共通 大人300円・こども100円


2006.7.5