特別企画展「竹内浩三と『伊勢文学』」

期   間:7月29日(日)〜8月19日(日) ※月曜休館
時   間:午前9時〜午後4時30分
会   場:本居宣長記念館2階講座室
展示説明会:8月4日(土)・8月11日(土)の13時より展示会場にて
      (担当:当館研究員 千枝大志)

 

◇展示趣旨:


最近話題の伊勢の戦没詩人・竹内浩三。
浩三の若き感性の発表の場の一つが、
出征する間際に創刊した同人誌『伊勢文学』でした。

記念館で収蔵する『伊勢文学』は、欠本がありましたが、
昨年度、第7号と第10号が新たに寄贈され、
これでようやく『伊勢文学』が全てそろいました。
それを記念して『伊勢文学』全10号や、
同誌をめぐる竹内浩三の自筆書簡、
さらには、『伊勢文学』発行の前史的存在とも言える『北方の蜂』
(宇治山田中学卒業直前に刊行された・浩三の作品が印刷された最初)
また関係する自筆書簡などを展示し、
彼の作品がどのように発表されていったのかをご紹介致します。

今回は、特別に、中学以来の浩三の親友で、
戦後、私家版『愚の旗』を発行するなど、彼の作品の価値を最初に世に問うた
『伊勢文学』同人・中井利亮の遺稿なども中井家よりお借りし、展示致します。
初展示となる中井家資料には、
『伊勢文学』の発行をめぐる新事実等が盛りだくさんですので、
ぜひご覧下さい。

 

◇主な展示予定品:

『竹内浩三作品集』
『北方の蜂』創刊号・『伊勢文学』全10号・『筑波日記』・『ハイゼ傑作抄』(浩三手沢本、「日本が見えない」他)
私家版『愚の旗』及び、その草稿類(中井利亮編「骨のうたう」草稿類)
『伊勢文学』編集原稿、『筑波日記』小林茂三氏宛竹内浩三書簡
『映画の認識』(浩三手沢本、「伊勢文学 金銭簿」の書込)等


2007.7.22