現在、本居宣長記念館では、平成17年6月28日に本居芳野さんから寄贈いただいた資料「本居家から宣長資料など721点が寄贈されました」の整理を進めています。
その中に、壱岐さんの病気と葬儀の記録がありました。
壱岐さんは春庭の奥さんで、目の不自由な夫をよく助けた方ですが、
その葬儀記録の表紙には、
「天保十二辛丑閏正月廿三日卒、葬式并手覚帳、恵厚大姉、本居」
とあり、没年が従来の説とは1年違っていました。
もちろんこの記録が正しいので、訂正を致します。
正しい命日は、
天保12年(1841)閏正月23日没。享年61歳。
となります。
また閏正月は滅多にありませんので、命日は、正月23日となっています。
戒名は雅静院淑和恵厚大姉。夫婦の墓は樹敬寺にあります。
なお、壱岐さんの社中形見分けに
「古翁長歌」1点・「古翁書状」2点・「古翁歌半切」5点
が挙げられています。「古翁」は春庭ではなく、宣長でしょう。
興味がそそられる記述です。
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更新:2008.9.2
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