三重中京大学 連続講座 「地域・松阪を学ぶ」
第一講 「鈴屋衣を着る宣長」
講師 吉田悦之(本居宣長記念館主任研究員)
尾張徳川家の儒学者人見さんが、
「なんじゃその着物は」と驚いた「鈴屋衣」。
どうして宣長はこんな衣を作ったのでしょうか。
当日は着物の話から、宣長の本の装幀、短冊や鈴など宣長さん好みの数々を紹介し、それをもとに意識の深層を探ります。
「見られることを意識していた宣長」
というと、ああナルシストかと簡単に片付けられてしまうのですが、
もう一歩踏み込んで考えてみると、
そこに近代的な自我の誕生の芽生えを見ることも出来るでしょう。
また、「連続」を尊しとした宣長ですが、
その「連続」は「個」の連なったものであり、
一つ一つの「個」を認める宣長がそこにはいる事に気付くでしょう。
研究は日進月歩。学説は発展的に解消されても、
一冊の本、また一つの解釈や訓読に生涯をかけた
研究者の刻印に思いを致す宣長。
これまでとはちょっと違う宣長像を提示できればと思います。
日時 :2006年2月 4日(土) 午後2時から午後3時30分まで
会場 :三重中京大学4号館424教室
受講料:500円
詳しくは三重中京大学のホームページをごらん下さい。
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2006.1.15
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