○ 『伊勢文学』第7号・第10号 2冊
(中井信子氏寄贈) ※平成18年8月24日寄贈
竹内浩三の宇治山田中学からの旧友であり、浩三の詩を最初に世に広めた人物の一人として著名な故・中井利亮氏の妻にあたる中井信子氏(伊勢市二見町在住)より、浩三の詩の発表の舞台となった同人誌『伊勢文学』で従来欠本であった第7号と第10号を寄贈していただきました。この寄贈によって本館収蔵の『伊勢文学』は創刊号から10号までが揃ったことになります。
第7号は、横長本と外の号とは体裁を異にし、竹内浩三の詩は、「今夜はまた・・・・・」・「南からの種子」・「夜どほし風がふいてゐた」の3編が載っています。
特に、第7号掲載の「夜どほし風がふいてゐた」の詩は、(1943・1・3)と言う日付があり、内容もこれまで知られていた同題詩(前掲『竹内浩三全作品集 日本が見えない』所収)とは大きな異同がみられ、また、第10号は戦後の『伊勢文学』同人のメンバー構成が以前と一変していることがわかる点などで資料的にも貴重です。
>>『伊勢文学』第7号掲載 竹内浩三作品 詩3編全文
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