本居若葉さん逝去



 7月9日、本居若葉さんがお亡くなりになりました。
 92歳でした。
 宣長、大平、内遠、豊穎、並子、長世、若葉と、
若葉さんは、宣長から数えて7代目となります。

 若葉さんは、幼少の頃から、作曲家であった父長世の曲を歌う童謡歌手として、お姉さんたちと一緒に活躍されました。

 早くにお亡くなりになったご主人は、
「私は遅刻する。世の中の鐘がなつてしまつたあとで、私は到着する。私は既に負傷してゐる・・・・」 『懸崖』
詩人・菱山修三です。
 修三さんについてお話を伺いに、
山田俊幸先生(帝塚山学院大学教授)と 大和市のお宅にお邪魔したのが、
つい昨日のことのようです。

 若葉さんは、昭和54年4月6日に456点の資料を松阪市にご寄贈いただきました。
「本居大平像」など、和歌山本居家のいずれも貴重な資料です。
 寄贈いただいた資料の詳細は、
『昭和五十四年度 本居家新規寄贈品目録』に、
若葉さんの写真と一緒に記載されています。

 松阪の松浦良代さんの尽力で、 長世さんの歌が歌われる機会が増えてからは、よくお嬢さんと松阪にも来ていただきました。
 たまには、記念館にも寄っていただいたこともあります。

 若葉さん、本当にありがとうございました。

 

2011.7.10