
宣長34歳の春、待望の長男・春庭が誕生。13歳になった春庭は、賀茂真淵の著作『にひまなび』を写します。以後、本や地図を写して宣長の研究を助けていきます。そんな父子を襲った不幸。29歳の春庭は目を患い、治療の甲斐無く32歳で失明してしまいます。父・宣長の期待と失望、失明後の努力、周囲の協力によって詞の研究で業績を残した春庭。
父子のはてしない学問の旅と、春庭の生涯を研究した足立巻一氏の資料を、ぜひご覧ください。
日 時 : |
平成25年12月10日(火)〜 平成26年3月2日(日)
午前9時〜午後4時30分 |
会 場 : |
本居宣長記念館展示室 |
入 館 料 :
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大人400円 大学生等300円 子供(小学校4年〜高校生)200円
≪団体料金(30名以上)≫
大人300円 大学生等200円 子供100円 |
休 館 日 : |
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日) |
問い合わせ先: |
本居宣長記念館 0598-21−0312 |
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展示品 ◆ 平台展示
◆「宣長代筆春庭懐紙」
春庭の歌を書いた懐紙ですが、字は春庭のものではありません。
宣長が代筆して書いています。

「宣長代筆春庭懐紙」
◆『剣璽渡御記』
「剣璽渡御」は、皇位継承の証として新帝に剣と璽を受け渡す儀式です。
この本は春庭が写しました。宣長の手沢本でもあります。

『剣璽渡御記』
◆「詞のカード」
春庭が『詞の八衢』等で使用した、詞のカードです。

「詞のカード」
◆足立巻一先生資料
春庭の生涯を研究し、『やちまた』を著した足立巻一氏の資料を
たくさん展示します。

「足立巻一先生資料」
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展示説明会
12月21日(土)、1月18日(土)、2月15日(土)
いずれも午前11時から
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