「第65回 本居宣長顕彰短歌大会」 開催要項

「本居宣長顕彰短歌大会」の趣旨と歩み
 松阪の生んだ偉大な国学者・本居宣長(1730〜1801)は、人と歌との密接な関わりを明らかにし、歌を詠むことは、人の心を理解する上で最も大事なことだと考えました。何より、宣長にとって歌を詠むことは大きな楽しみでもあり、その生涯に詠んだ歌は1万首を数えます。

 昔、松阪の人々の間には「宣長先生の歌詠み時」という時間帯がありました。明かりをつけるほどではないが、細かい仕事の出来ない、ちょうど明け方や夕方を、宣長先生が歌を詠んでいる時間だと言ったのです。 
  
 松阪の人にとって宣長は偉大な学者である前に、歌を楽しむごく身近な存在の人でした。
         
 「本居宣長顕彰短歌大会」は、短歌を詠むことで、歌をこよなく愛した宣長の遺徳をしのぶとともに、歌に親しみ、また歌を通して日本の文化に触れていただこうとする行事です。

1.日  時  令和 2年 11月 8日(日) 午後1時より(受付 12時30分 〜)
2.会  場  本居宣長記念館 (2階・講座室) 
  三重県松阪市殿町1536-7 
  TEL 0598-21-0312 

 選者の先生より参加者の応募作を講評していただきます。
 <吉川宏志 先生>
 1969年生まれ 宮崎県出身 京都大学文学部国文学科卒
 「塔短歌会」に入会し永田和宏氏に師事、現在同会主宰 
 京都新聞歌壇選者。

 感染症対策のため人数制限を設ける場合があります。
 〇短歌を応募されていない方も参加可能ですが、その場合、
  受付にて入館受付表にご記入をお願いします。
 〇上限人数を超えた際はスタッフの指示に従い、ご用意した
  席での聴講をお願いする事があります。 ご了承ください。  
 

3.主  催  本居宣長記念館・松阪短歌会
4.後  援  松阪市・松阪市教育委員会・三重県歌人クラブ

2020. 10.27